仕事って生き物〜

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20数年前 現在の会社に就職した時から10年間 部長秘書なる仕事をしてました。

最初は10時と15時にお茶汲みやコピー、御用聞き、電話の取り次ぎなどOL(って死語?)らしい仕事をしていましたが、

会社の事業規模が大きくなるに伴って部の仕事量が徐々に増え始め、あまり予定の入らなかった部長のスケジュールが分刻みになっていきました。

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そのスケジュールがよく変わること、変わること。部長の予定の殆どが上司である役員との打ち合わせなので、役員の予定が変わればあっという間に部下である部長の予定を変更しなければならず。

部長自体も分単位で予定を組んでいますので、一つ予定が変わることで、全体のスケジュールを大きく組み変えなければなりません。

あちらこちらに電話をかけまくり、代替案を考えたり、裏ルートを使ったり、ありとあらゆる手を使ってスケジュールを組み替えて行くのですが、不思議とそれが面倒ではなく、パズルのピースをはめていくような面白さがありました。

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調整し終えて、うまくはまったときのスケジュールの美しさといったら・・・。スケジュール帳を見ながらニヤニヤとほくそ笑む時間はたまりません。

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スケジュールひとつとってもそういう感じなので、総合職に転じてからは思い通りになることはならず、上司のわがままから始まり、思いつきに振り回されたり、前提条件が狂ったり、それなのにお尻(期限)は決まっているのでその期限に向かって馬車馬の如く動く・知恵を巡らせる。

そんなことばっかりやっていたので、

「仕事とはこちらの都合通り動いてくれないもの、ならば、自分の思うようにしてみようじゃない」

と、思い通りにならないからこそ、その中でコトを運ぶ面白さを感じるようになりました。

(フフフ。計画通り)

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基本 仕事はトラブルしかないと思っているので、動じないどころか「ほら来た。来た」と心の中ではニンマリ(笑)

・トラブル発生時に動じない。
・どんな代替案があるか。
・誰を巻き込むか
・スケジュールのリカバリー策を考える。

ということが瞬時でよぎり、手と体と頭が動きます。当時は「ばかやろー」と汚い言葉を吐きながら残業していたもんですが今になってみると貴重な体験をしていたんだなと思います。

そして、この仕事観が最近 とってもお役立ちだということに気づくことが多くなりました。

 

面倒で辛かったことでも一つひとつの経験が自分の血となり肉になっているのだなぁと、最近 そんなことを思い出す機会が増えています。