「価値」と「価格」

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約30年前のバブル景気の中では物やサービスは「高ければ高いほどいい」と、『価格が高い=良いもの』と認識されていました。

(バブル時代に就職した私は、1本3万円もするジーンズを平気で購入していたくらい)

1990年初頭に「バブル景気」が弾けて、日本は30年近く「デフレ」と言われる物価が下がり続ける経済の中にいます。

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このデフレ経済の中ですっかり私たちの価値基準は「安ければ安いほど良いもの」に変化し、ユニクロやニトリ、百均ショップのダイソーなどが台頭するようになりました。

(バブル世代にとっても、銀座がファストファッションの街になるとは・・信じられない)

一方で嗜好や思考は、「高いもの・安いもの or 大量生産・大量消費」という考え方から「自分だけもの」「自分にとっていいもの」といった、

『みんなと同じ』から『自分(=個性)』にシフトしているとも思います。

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この時代の流れが、自分の経験や価値を売りとした個人事業主の増加に繋がっているのかなぁとも思います。

しかしながらその価格については、世にはこびる『デフレ価格』のまま。

この構造が不思議でなりません。自分のためのもの・サービスなら安くはないはずだけどなぁ。

長いデフレ経済がもたらしたものは、販売価格を下げたことによって、そのしわ寄せが企業のコスト面に来たこと。

企業は利益を出すために、価格が上げられないならコストを削る手段がない。コストで一番大きなものは人件費。つまり従業員の給料。パパの給料が上がらないのは、このためです。

パパの給料も上がって欲しい、もしくは自分の商品やサービスは高く売りたい。でも買うものやサービスは安いままで。

この矛盾が解消されない限り、本当の景気回復(=パパの給料アップ&自身の収益アップ)にはならないと思います。

 

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