ホンダのニュースから世界経済の動きを考える

名称未設定.png日経新聞を読んでて「へー」と思ったニュースから。

ホンダ、米生産の高級車を中国移管。関税影響減らす(11/12

米国で作り、中国に輸出・売っていた車を中国で作り・売ることにしたそうです。ホンダは「その国で売れる車をその国で作る」という事業戦略がわかりやすい会社。難しい言葉で言えば現地生産比率が高いと言います。

(一方でトヨタは日本国内で車を作り、海外に輸出するというスタイル。それは日本国内での雇用を守るため)

生産拠点を米国から中国に移管する理由は、米中貿易摩擦による関税回避のため。米国で作った車を中国に輸出しようとすると40%の関税(=税金)がかかります。税金分は販売価格に上乗せしないとホンダは儲かりません。だけど値上げすると売れない。だから米国で作るのをやめて、税金がかからない中国で車を作ることにした。

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この記事で「へー」と思ったポイントは2つ。

一つは、元々 米中貿易摩擦は世界のジャイアンことトランプ大統領が発端。自国の雇用を守るために中国や日本など世界中をイジメているのに、生産拠点が米国から中国に移管したら、米国ホンダの社員はクビになってしまう(=雇用の減少)わけで見事な返り討ち。

米国中間選挙でも結果が今ひとつだったトランプ大統領は今後どうするのかなぁというのが一つの視点。

もう一つのポイントは、中国での高級車生産を増やすという意味。

  • 高級車の販売を増やすということは、それだけ売れる見込みがある
  • 売れる見込みがあるということは、それだけ中国経済の伸び代がまだある可能性がある

という見方ができます。世界経済の景気は少しずつ落ち込んできているようですが、再び盛り返す時期が来るとき、どの国の経済が一番活発なのか?やはり中国か?と思いつつ新聞を読んでました。

こういう記事を読みながら、投資先を考えたりします。やっぱり中国関連は買っておこうかなぁとか。もちろん物事は単純ではないので、他にも同様な動きをする企業はあるか?と、テーマを持って新聞を読んでみたり。

経済を面白いという人は中々 いませんが、このような記事を読みながら色々考えるのは、やっぱり面白いですね。

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